だるだる日記

 今日は体がひどく怠い。
 土曜日のことがまだ尾を引いている。
 土曜日は、久しぶりに学年全員が集まった。その空間はざわざわしていて、それがつらかった。きっと、そういう学校らしい空間はまだ苦痛を伴うのだろう。
 それから3班に別れて、それぞれ発表を行った。私は発表物を作れるほど恢復してはいなかったので、見学に徹した。

 眠くはないが、縦になっているのがつらい。
 時間を浪費するのが厭で、せめてもの足掻きとして、こうして日記を書いている。

 私は昔から絵を描くのが好きだ。
 小学生の頃から、休み時間になれば自由帳を開き、棒人間の漫画を描いたり、模写をしたり、そういうふうに過ごした。
 不登校になってからは、絵を描くのにのめり込んだ。暇を見つけては、ずっと絵を描いていた。それが唯一の楽しみだったし、勉強でもあった。通信制高校に進学してからも、それは変わらなかった。
 だから、今こうして文字を書き続けているのは、私の人生においてはイレギュラーな事態である。
 なぜ文字を書くようになったか言うと、鬱になってからなにも絵が思いつかなくなってしまい、筆を握れなくなった。その代わりというように、文字を書くことを覚えたのだ。
 きっと、自分の内面を表現できるのなら、手段はなんでもよかったのだろう。だからこうして、日記を書くのを楽しんでいる。